はじめに
FXトレードの世界で「勝率が安定しない」「利益を伸ばしきれない」と苦悩する日々は、決して無駄ではありません。しかし、月20万円という人生の新たな扉を開くマイルストーンに到達するには、感情を排除した「論理的なパズル」として相場を解き明かす視点が必要です。本記事では、プロトレーダー水島翔氏が海外遠征(オーストラリア)の直前という慌ただしい状況下でも、淡々と利益を積み上げるために実践している「波の捉え方」を徹底解説します。
単なるインジケーターの数値に頼るのではなく、相場環境を俯瞰し、合理的なシナリオを描く。この「プロの思考プロトコル」をあなたのトレードに落とし込むことで、再現性のある収益獲得を目指しましょう。
「俯瞰」で見極める相場の現在地:マルチタイムフレーム分析の重要性
勝てるトレーダーは、常にチャートを大きく縮小し、相場全体を「俯瞰」することから始めます。水島氏が実践するマルチタイムフレーム分析は、単に複数の時間足を見るのではなく、それぞれの役割を明確に使い分ける点に真髄があります。
- 週足・日足による大局観の把握 まず週足でレジスタンスラインのブレイクや「目線の転換」を確認します。次に日足に落とし込み、注目すべきは「半値(50%)」付近の攻防です。相場が直近の波の半値まで戻り、そこから反発するのか、あるいはレジサポ転換(ロールリバーサル)を起こしているのかを精査し、機能する水平線を特定します。
- 4時間足における「迷い」の解釈 4時間足を確認した際、方向感がなく乱高下している場合があります。水島氏によれば、これは「値幅が広すぎて市場参加者が迷っている状態」です。この広大なレンジ内では4時間足のテクニカルは機能しにくいため、無理に追わず、より短期の「波」が綺麗に出ている時間足へシフトします。
- 1時間足を基準足とする戦略 4時間足が不明瞭であっても、1時間足レベルでは明確な下降・上昇トレンドが発生していることが多々あります。このように、今の相場で最も「テクニカルが素直に機能している足」を基準足として選定する柔軟性が、勝率を安定させる鍵となります。
利確の迷いを断ち切る:1時間足の水平線が持つ「真の役割」
多くのトレーダーが水平線を「逆張りのエントリーポイント」として捉えがちですが、水島氏の流儀は異なります。氏は1時間足の水平線を、主に「利確のターゲット」および「トレンド継続の指標」として活用します。
「1時間足で引かれている水平線、そこで逆張りを狙ってポジションを持つっていう考えはやめて欲しくて……手前からポジションを持っていた場合の決済利確のポイントとして使って欲しい」
この戦略が知的で洗練されている理由は、以下の2点に集約されます。
- 感情的バイアスの排除 含み益が乗ったポジションがサポートラインで反発し、利益が目減りしていく様子を見るのは、トレーダーにとって最大のストレスです。あらかじめ「1時間足の水平線の手前」を決済ポイントに設定しておくことで、期待や恐怖に支配されず、規律ある利確が可能になります。
- 時間効率の最適化 水平線付近は攻防が激しくなりやすく、停滞や反発の確率が高まります。その不安定な領域に深入りせず、最もスムーズに伸びる区間だけを効率的に抜き取ることが、月20万円を最短最速で達成するための鉄則です。
ストレスなく利益を伸ばすブレイクアウトの技術
水島氏が動画内で実演したような、1時間足のトレンドに沿った「ショート(売り)」戦略は、非常に強力な武器になります。特に、意識されている水平線を「髭の先端」レベルでブレイクした瞬間を狙う手法は、高い優位性を誇ります。
- 「乗り遅れ」を恐れないエントリー判断 ブレイクアウトを狙う際、「戻りを待つ」ことでチャンスを逃すケースは多いものです。水島氏は、次に意識される1時間足の水平線(抵抗帯)まで「空白(真空地帯)」がある場合、乗り遅れたと感じるタイミングでのエントリーも許容します。抵抗がない場所では、価格は吸い込まれるように加速するからです。
- 1分足の波による裁量決済 ポジションを保有した後は、5分足や1分足といった下位足で「波の継続」を監視します。もし1分足レベルで直近の高値を更新し、下降の波が崩れた場合は、成行(マニュアル)で即座に決済します。この「下位足の波に追従する」姿勢が、利益を最大化させます。
- リスク管理と時間軸の意識 利益が10pips程度乗った段階で、損切りラインを建値(同値撤退)へ移動させます。これにより、心理的に「負けがない状態」を作り、クリーンな精神状態で相場に向き合えます。また、21:00(21時)の経済指標や、欧州からニューヨーク市場への切り替わりなど、トレンドが急変しやすい時間的節目を意識し、節目を越える前には一旦ポジションをクローズする徹底した防衛策が不可欠です。
おわりに
FXの醍醐味は、自ら描いた論理的なシナリオが市場の動きと合致し、利益として結実する「裁量トレードの面白さ」にあります。今回紹介した俯瞰的な環境認識や、決済ポイントとしての水平線活用は、単なる手法ではなく、一生モノの財産となる「相場を読み解くリテラシー」です。
水島氏が開発したツール「キャッチザウェーブ」は、自動で水平線や波形を描画する強力なパートナーですが、それを使いこなすには土台となる知識が欠かせません。まずは公式LINEで提供されている「稼ぐためのマインド」や「原理原則」を学び、リテラシーを高めてからツールを手にすることをお勧めします。
まずは今日、あなたのチャートで「1時間足の空白」を探すことから始めてみてください。自分なりの根拠を持って相場というパズルに挑むとき、月20万円という目標は、もはや通過点に過ぎなくなるはずです。
フル動画を視聴して、どの部分が最も心に響いたか確かめてみてください。

