フランス政局が揺るがすユーロ安、ドル円は乱高下。今週の相場を動画で完全解説

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はじめに

今週の外国為替市場は、フランスの政局不安を背景としたユーロの顕著な下落が最も大きなテーマとなりました。一方でドル円は、米国の重要経済指標と金融政策発表に揺さぶられ、激しい値動きを見せています。この動画解説では、今週の相場を動かした核心的な要因を整理し、来週のトレード戦略を立てるための重要なポイントを詳しくお伝えします。

今週の主役は「ユーロ安」。フランス総選挙が市場に与えた衝撃

今週の市場で最も目立ったトレンドは、ユーロ安の進行でした。この動きの直接的な引き金となったのが、フランスの政治情勢です。来る総選挙で与党が敗北した場合、フランス経済に深刻な影響が及ぶのではないかという懸念が市場に広がり、ユーロ売りが加速しました。

フランスにおいて総選挙与党が敗北した際は経済的に影響が出る、そういった観測のもとユーロ安の進行となっています。

この流れを受け、ユーロ/ドル(EUR/USD)は4時間足チャートで明確な下降トレンド入りとなっており、売りが優勢の局面です。長期的視点では、週足チャートにおける重要支持線である1.05のラウンドナンバーにどこまで近づくか、市場の関心が高まっています。

ジェットコースター相場のドル円。CPIとFOMC、二大イベントの攻防

ドル円(USD/JPY)は、まさにジェットコースターのような一週間でした。週半ばの水曜日、米国の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを受けて、まず強いドル売りが発生しました。しかし、その日の深夜に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)で、依然としてインフレへの警戒を緩めないタカ派的な声明が出されると、相場は一転。ドルは急速に買い戻される展開となりました。

さらに金曜日には、日銀が国債買い入れの減額を先送りにする決定を発表。これを受けて一時的に円安が強まる場面もありましたが、その後は欧州の政局不安を背景としたリスクオフムードの中で円が買い戻されるなど、終始一進一退の攻防が続きました。

日足チャートは依然として上昇トレンド内にあるため、戦略の軸は押し目買いとなります。

チャンスは他にも。ポンドやクロス円から読む来週のシナリオ

今週の分析はユーロやドル円だけにとどまりません。他の主要通貨ペアにも、来週に向けた取引のヒントが隠されています。

ポンド/ドル(GBP/USD)は、トレンド転換の節目となる1.2680付近のラインを試す展開となっており、今後の方向性が注目されます。また、ポンド円(GBP/JPY)は再び直近高値の200.50に挑戦し、一時的にブレイクしたものの「髭」を残す形で押し戻されました。

オーストラリアドル円(AUD/JPY)やニュージーランドドル円(NZD/JPY)といったオセアニア通貨のクロス円も最高値を更新しました。特に豪ドル円は、日足の水平線である104.80付近をブレイクできるかどうかに注目が集まります。長期間の上昇が続いているため、トレンド転換のサインにも注意が必要です。

このように、主要な通貨ペアの多くが重要なテクニカルポイントに差し掛かっており、来週のトレード機会につながる可能性があります。動画では、注目すべき具体的な価格水準を詳しく解説しています。

おわりに

今週の市場は、フランスの政治リスクが主導する「ユーロ安」と、米国の金融政策に揺さぶられた「ドル円の乱高下」という二つのテーマに集約されました。

この動画では、過ぎた一週間の値動きを振り返るだけでなく、来週の米国小売売上高や英国の政策金利発表といった重要イベントも見据えながら、具体的で実践的なトレード戦略を提示しています。市場の次の一手を読み解くために、ぜひ本編をご覧ください。