総額4億円、元サラリーマンが建てた夢のガレージ。そこに隠された意外な成功哲学とは?

水島 翔/FXトレーダー

はじめに

車やバイク好きなら誰もが一度は思い描く「夢のガレージ」。それは単なる乗り物の保管場所ではなく、情熱や成功の象徴でもあります。今回ご紹介するのは、元サラリーマンである水島翔氏が自身のYouTubeチャンネルで公開した、まさに夢を具現化したかのような総額4億円のガレージです。

しかし、この動画は単なる高級車のコレクションを披露するものではありません。そこに映し出されるのは、ガレージの主である水島氏の、お金や創造、そしてモチベーションに対するユニークで深い哲学。なぜ彼はこれほどの空間を築き上げ、そして何を大切にしているのか。単なる「すごい」で終わらない、私たちの価値観を揺さぶるヒントが詰まった必見の内容です。

夢のスケールを超えた、圧巻の空間

まず驚かされるのは、ガレージそのものの圧倒的なスケールです。富山に建てられたこの空間は、広さ約200坪(約660㎡)。車は最大10台まで収容可能で、1台あたりのスペースは7m x 7mと、トラックでも余裕で入る広さを確保しています。

ガレージの2階には、愛車たちを見下ろせるリビングスペースが設けられています。これは映画『ワイルド・スピード』シリーズに登場するハンが使っていた倉庫ガレージから着想を得たデザインだそうで、いつでも愛車を眺めていられるという、まさにオーナーの夢を形にした設計です。

収められている車も圧巻の一言。世界限定100台、うち日本には7台ほどしか存在しないというランボルギーニ・アヴェンタドール アニベルサリオ、美しくレストアされた旧車の名作・ハコスカ(スカイライン 2000GT)、そしてマニア垂涎のヴィンテージバイクコレクションなど、その一台一台に彼の情熱とこだわりが感じられます。

「作るのが楽しい」—所有欲を超えた創造への情熱

これだけのコレクションを前にすると、誰もがその「所有欲」の凄まじさに目を奪われるでしょう。しかし、水島氏の哲学は、単なる所有を超えたところにあります。その象徴が、1年半もの歳月をかけて作り上げたカスタムのドリフトカーです。

彼にとって、車は買うだけでなく「作る」対象。完成品を手に入れること以上に、ゼロから一つのものを創り上げるプロセスそのものに最大の喜びを感じると言います。そして驚くべきことに、完成して一通り楽しんだら、次のプロジェクトのために売ってしまうことさえ考えているのです。この独自の価値観は、彼の次の言葉に集約されています。

作るのが楽しいからさ。作って仕上がって一通り楽しんで売る。

モノか、経験か。心を満たすお金の使い方

動画の中で、水島氏はモノの価値とお金の使い方について、非常に示唆に富んだ哲学を語っています。高価なバイクの支払いについて話が及んだ際、インタビュアーから「その月々の支払額があれば、ドバイに12回行けますね」と投げかけられます。この一言をきっかけに、水島氏は自身の考えを深めていきました。

彼は経験にお金を使うことの重要性を説きます。モノは乗るだけかもしれないが、経験は自分自身を豊かにし、新たな価値観を与えてくれる、と。しかし、彼の哲学は単なる理想論では終わりません。彼はすぐさまこう付け加えます。「でもこれは、資産だから」。バイクのような価値あるモノは、楽しみながら所有し、また売ってお金に戻すこともできるという現実的な視点も持ち合わせているのです。

物を買うってのも大事だけど、経験を買うってのはもっとね、有効なお金の使い方のなのかなと。

このバランス感覚こそ、彼の資産形成の根幹にあるのかもしれません。

「常に1台分の空きを」—走り続けるためのモチベーション論

水島氏の哲学で最も印象的なのが、彼のモチベーション維持術です。10台収容可能なガレージでありながら、彼は「常に1台分のスペースは空けておく」というルールを自らに課しています。

これは単に次に買う車が決まっていないからではありません。すべてを埋めてしまうと、そこで目標が途絶えてしまう。あえて「空き」という目に見える目標を残しておくことで、「そこを埋めるために頑張る」という原動力を常に持ち続けることができるというのです。

そしてこの「空き」は、次なる創造のためのキャンバスでもあります。新しい車を買うだけでなく、次に「作る」ためのスペース。彼の情熱は所有で完結せず、常に次のクリエイションへと向かっているのです。これは、現状に満足せず、常に次を目指して走り続けるという、彼の生き方そのものを象徴しているようです。

おわりに

元サラリーマンだった水島氏のガレージツアーは、単なる富の誇示ではありませんでした。それは、夢を叶えた一人の男性が持つ、創造への喜び、経験の価値、そして終わりなき目標設定という、深く力強い哲学に触れる時間でした。

彼が語る哲学は、莫大な資産を持つ人だけのものではありません。創造する楽しみを見つけること、モノと経験の価値を自分なりに見極めること、そして常に次の目標を持つこと。これらは、かつての彼のようなサラリーマンを含め、私たち誰もが自分の人生に応用できる普遍的な成功法則と言えるでしょう。

なぜ彼は成功できたのか。その答えのヒントは、ガレージに並ぶ高級車そのものではなく、それらを通して語られる彼の言葉の中に隠されています。ぜひ、動画本編を観て、あなた自身の心に響くメッセージを見つけてみてください。