【実機レビュー】新型ランドクルーザー300 ZX納車。900万円の価値を超える「鉄板」の美学と真価

水島 翔/FXトレーダー

はじめに

世界中のファンが渇望し、今や数年待ちという「伝説」すら生み出しているトヨタのフラッグシップ、新型ランドクルーザー300。その希少性は単なる移動手段としての枠を超え、所有すること自体が一種のステータス、あるいは確実な資産形成とも言える存在になっています。

今回は、投資家・水島翔氏の元に届いたばかりの「ランドクルーザー300 ZX」の初ドライブに密着。この現代の王者が放つ圧倒的なオーラと、実際にハンドルを握った者だけが知る深淵なる魅力を、ライフスタイル・エディターの視点で紐解いていきます。

鉄板のカラーコンビネーションと圧倒的な威風

納車された一台は、外装に新色の「プレシャスホワイトパール」、内装に華やかな「ベージュ」を纏った、まさに究極のセレクション。

  • 究極の美を追求した「純白」の輝き 今回採用されたプレシャスホワイトパールは、従来の白よりもさらに純度が高く、鋭い輝きを放つのが特徴です。水島氏も「以前の白よりもさらに白い」と評するその色調は、フルモデリスタのエアロパーツと相まって、より一層の気品と力強さを演出しています。
  • 計算し尽くされたリセール・ストラテジー 「外が白、内装ベージュのZX。これがランクルの鉄板」と氏が断言するように、この組み合わせは市場価値が極めて高く、賢明なオーナーにとっての「正解」と言えます。オプションを含めた価格は約900万円。しかし、その圧倒的なリセールバリューと、海外の超高級SUVに比肩する性能を考えれば、驚異的なコストパフォーマンスを誇ると言えるでしょう。
  • 2mに迫る、 majestic なプレゼンス 車幅は198cm。レクサスLXをも凌駕するそのサイズ感は、路上で他の追随を許さない圧倒的な威風を放ちます。まさに「王者の帰還」にふさわしい佇まいです。

「外が白、内装がベージュでZX。これがこのランクルを買う時はもう鉄板の組み合わせだと思う」

巨体を感じさせない静謐な走りと、V6が紡ぐ新たな鼓動

公道へと滑り出した瞬間に驚かされるのは、2,700kg近い巨躯を忘れさせるほどの軽快さと、ガソリン車ならではの圧倒的な静粛性です。

  • 静謐のサンクチュアリとエンジンの魂 V6ツインターボエンジンは驚くほど静かで、車内は外部の喧騒を遮断したサンクチュアリのような空間を提供します。一方で、往年のファンである水島氏は「個人的にはV8のエンジン音の方が好きかもしれない」とも吐露。効率化された現代のV6が生み出す滑らかな加速感と、かつてのV8が持っていた情緒的な鼓動——。その狭間で揺れるのは、車を知り尽くした大人ならではの愉悦と言えるでしょう。
  • 洗練されたタクタイルな操作感 驚くほど軽いステアリングフィールは、この巨体を意のままに操る喜びを教えてくれます。特筆すべきは最新のレーンアシスト。アルファードのように警告音で知らせるのではなく、ステアリングの振動(バイブレーション)を通じてドライバーに語りかけてくるその仕様は、より直感的でプレミアムな体験をもたらします。

「本当静かだよね。走りも力強いね。すごい軽く感じるもん、車が」

レクサスLXとの比較が浮き彫りにする「ランクルらしさ」の極致

水島氏が所有するレクサスLXと比較することで、ランドクルーザー300が持つ独自のキャラクターが鮮明になります。

  • アナログが宿す「道具」としての色香 ラグジュアリーの極みであるLXに対し、ランクル300は随所に「アナログ感」を残しています。しかしそれは決して古臭さではなく、どんな過酷な環境でも信頼できる「ランクルらしさ」の象徴。オーナーだけが聴くことを許される、施錠時の機械的なロック音や、あえて「少しレスポンスが遅れる」ようなドアの開閉感覚。そうした僅かな「間」や「音」にこそ、機械としての実直な個性が宿っています。
  • 伝統を打ち破るシングル・リフトゲート 長年のファンにとって大きな変化となったのが、バックドアの仕様です。先代までの上下分割式から、ついに上部へ一気に開くシングル・リフトゲートへと進化。実用性を追求したこの大胆な変更も、新たな時代を切り拓くランクルの意志を感じさせます。
  • 移動を喜びに変えるホスピタリティ 助手席の広さと視点の高さがもたらす解放感は、まさに格別。アルファードのようなミニバンとも、フェラーリのようなスポーツカーとも異なる、SUVの頂点だけが見せる「極上の移動体験」がここにあります。

「作りもやっぱLXと比べるとちょっと安っぽいところもあるけど、ランクル感は出てる。この辺のアナログの感じとかはいいかなと」

おわりに

新型ランドクルーザー300 ZXは、単なる移動手段でも、単なる資産でもありません。それは、過酷な道を征服する力強さと、都会に溶け込む洗練を高次元で融合させた、人生の相棒と呼ぶにふさわしい一台です。

圧倒的なサイズ感、リセールまで計算し尽くされた機能美、そして最新技術の中に息づくアナログな魂。あなたがこの車のハンドルを握った時、その指先に伝わる振動はどんな物語を語りかけてくれるでしょうか。

その圧倒的な存在感、そしてガソリンエンジンが奏でる繊細なサウンドは、ぜひ動画で体感してください。フル動画を視聴して、この「現代の伝説」があなたの心にどう響くか、ぜひ確かめてみてください。