月850万円の論理:マルチタイムフレーム分析とリスクリワード1:3が導く「勝つべくして勝つ」FX戦略

水島 翔/FXトレーダー

はじめに

「手法を学んでも、なぜか思うように勝てない」「相場の流れが読めず、いつもエントリーが裏目に出てしまう」……多くのトレーダーが直面するこうした悩みは、スキルの欠如ではなく、相場の「本質的な見方」と「数学的優位性(エッジ)」の欠如に起因しています。

今回解説するのは、FX開始からわずか10ヶ月で月収850万円という驚異的な実績を叩き出した水島翔氏の思考プロセスです。この数字は、決してギャンブル的な強運の結果ではありません。徹底した**環境認識(Market Structure)**によってノイズを削ぎ落とし、冷徹なまでに一貫したロジックを貫いた先に得られた「必然」の報酬です。

この記事では、動画で語られた「プロの視点」を深掘りし、精度の高い環境認識から、感情を排除したエントリー、そして資金を増やすためのリスク管理までを体系的に解説します。読み終える頃には、あなたのトレードが「運」から「論理」へと昇華するための具体的な道筋が見えているはずです。

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上位足から紐解く「主観を排除した環境認識」

トレードで最も避けるべきは、目先の動きに翻弄される「木を見て森を見ず」の状態です。水島氏は、週足・日足・4時間足・1時間足という「上位足」から順に分析するマルチタイムフレーム分析を全ての土台としています。

特筆すべきは、水島氏が**「主観的な線引き」を徹底して排除している**点です。現在、彼は手動でラインを引くのではなく、波形や水平線を自動で描画するツールを活用しています。これにより、自身の体調や感情に左右されない一貫した環境認識を可能にしているのです。

動画内のコンテクストでは、長らく壁となっていた152円のレジスタンスを明確にブレイクし、155円を目指す強い上昇トレンドが例に挙げられています。

潮足レベルで今目線が上になっている状態です。なのでこのラインをブレイクしてから上昇の勢いかなり強いんですよね。

ここで重要なのは、世間が介入への警戒心など「ファンダメンタルズのノイズ」に惑わされている局面でも、水島氏はそれらを一切無視し、テクニカル上の事実のみに従うというスタンスです。日足や4時間足で上昇トレンドが確定している以上、買い目線に固定して「大きな波」に従うことが、負けないための鉄則となります。

5分足でタイミングを計る「スキャル的エントリー」の極意

上位足で「どちらの方向に進むか」という環境認識が決まったら、次はいかに有利な価格でエントリー(トリガー)を引くかです。ここで活用するのが5分足です。

水島氏は、5分足を「エントリーのタイミングを計るためだけのツール」と定義しています。5分足単体ではトレンドが頻繁に変わるため、あくまで上位足の方向に回帰する瞬間を捉えるために使用します。

5分足は目線が変わりやすいんですけど、エントリーのタイミングを計るっていう意味では5分足、僕が1番使っていますね。

ここで注目すべきは、**「時間足の不一致」**への対応です。例えば、1時間足は「上」を向いているが、15分足では一時的な調整で「下」を向いているといった局面。水島氏は、この不一致を無視せず、下位足が上位足の方向に再び揃う瞬間(リライン)を待ちます。

具体的なエントリーパターンとしては、上昇トレンド中の一時的な調整である**「切り下げのフラッグ」が紹介されています。このフラッグを上抜けた瞬間や、レジサポ転換(サポレジ転換)を確認したタイミングでエントリーを行います。さらに、感情的な飛び乗りを防ぐため、レンジの下限などにIFO注文(IFD-OCO)**を事前に仕込んでおくという戦略も、機械的なトレードを支える重要なテクニックです。

成功を支える「リスクリワード1:3」の数学的必然

どんなに優れた環境認識も、勝率100%はあり得ません。水島氏の月850万円という実績を支える真の柱は、手法そのもの以上に、徹底した**「リスクリワード1:3」**の規律にあります。

エントリーしたからって必ず勝てるわけじゃないし、強く戻された時にちゃんと損切りしなかったら損失をどんどん膨らませるだけ。

水島氏が推奨するのは、リスク(損失)1に対してリワード(利益)3を狙う設定です。この設定を徹底すれば、数学的に見て驚くほど優位に立てます。たとえ勝率が40%程度であっても、3回の損失を1回の利益で全てカバーし、さらにお釣りが来る計算になるからです。

この「期待値(Expectancy)」の概念が腹に落ちていれば、一度や二度の損切りに動揺する必要はなくなります。淡々と損切りを行い、利益を最大化する。この合理的なサイクルこそが、FXをギャンブルから「再現性のある投資」へと変える唯一の鍵なのです。

FXを「一生モノのスキル」に変える学習ステップ

FXは単なる数字のやり取りではなく、正しく学べば極めて高い投資対効果を生む「スキル習得」です。水島氏は、感覚に頼る危険なトレードを卒業し、体系的な学習を通じてロジックを構築することを強く推奨しています。

動画内では、より深い学びのためのリソースとして以下が紹介されています。

  • Amazonランキング全体3位を記録した著書: 発売から数時間で日本で3番目に売れている本となったこの書籍には、チャートに基づいた具体的な戦略や、迷わないための「目線の見方」が詳述されています。
  • LINE公式アカウント: 水島氏がサラリーマン時代から培ってきた、稼ぐための知識とマインドセットが無料で公開されています。

「まずは自分のトレードに論理的な根拠があるか」を自問することが、プロへの第一歩です。こうした権威あるリソースを活用し、自己流ではない「勝てる型」を身につけていきましょう。

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おわりに

水島翔氏の手法を紐解くと、そこには「徹底した環境認識」「ノイズの排除」「数学的優位性の追求」という、プロトレーダーとして不可欠な三原則が一貫して流れています。

まずは、今回お伝えした「波形ツールによる客観的な分析」や「1:3のリスクリワード」という視点を持って動画を視聴してみてください。ご自身の現在の分析手法と照らし合わせ、どこに「主観」や「甘さ」があったのかを確認するだけでも、トレードの質は劇的に変化します。

動画の全編を視聴して、あなたにとって最も響く「気づき」をぜひ見つけてみてください。あなたのトレードがより論理的に洗練され、揺るぎない成果へとつながることを願っています。