デイトレの60pipsルールを破れ!利益を飛躍させるレンジブレイク応用戦略

FXゴールドナビ

はじめに

デイトレードで、ルール通りに60pipsの利益を確定させた直後、相場がそのまま一方向に大きく伸び続け、「早すぎた…もったいない」と感じた経験はありませんか?多くのトレーダーが直面するこの悔しい状況は、実は明確なルールで回避できるかもしれません。

YouTube動画「GOLDデイトレ応用編:利益を伸ばすトレード方法」は、この課題に対する体系的な解決策を提示しています。それは単なるテクニックではなく、特定の市場条件下で、いつもの高頻度なデイトレードから、**数日から一週間以上ポジションを保有する「スイング・ポジション」トレードへと意識的に「モードを切り替える」**という、戦略的な思考法です。

この記事では、同動画の要点を深く解説し、いつものルールを破って大きな利益を狙うべき高確率なサインと、その具体的な実践方法について掘り下げていきます。

「もったいない」をなくす、利益を伸ばすトレードの着眼点

動画で解説されている基本的なゴールドデイトレのルールは、「利益60pips、損切り30pips」という堅実な戦略です。しかし、日足レベルで非常に強いトレンドが発生する局面では、このルールが逆に大きな利益機会を逃す原因となり得ます。

動画では、この「もったいない」状況をなくし、再現性を持って利益を伸ばすための方法が、明確な「5つのステップ」として体系化されています。その核心は、特定の市場環境が、トレンドが60pipsをはるかに超えて継続する確率が極めて高いことを示す「サイン」を放っている点にあります。

(強いトレンドが発生した際に60pipsで利益確定してしまうのは)少しもったいない気持ちも出てきたりします。日足のトレンドが非常に強く伸びるということが高確率でわかっている時というのは、60pips以上しっかり利益を取った方が利益率が高くなります。

このサインを見極め、通常のルールから「利益を伸ばす」モードへと切り替えることが、資産を飛躍させる鍵となります。

大きな利益の「サイン」となるレンジブレイクの見極め方

動画では、特に大きな利益が期待できるサインとして、ある特定の条件を満たした「レンジブレイク」を挙げています。その条件とは、以下の2つが揃ったレンジ相場です。

  • 上下に綺麗な水平線が引けること レンジの上限(レジスタンス)と下限(サポート)が、誰が見ても明らかな水平線で定義されている状態です。これは、その価格帯に市場参加者の注目が非常に高く集まっていることを意味します。
  • もみ合い期間が1ヶ月以上あること 価格がそのレンジ内で長期間もみ合っている状態です。動画では**「この例でいきますと3ヶ月ぐらいの揉み合い」**といった具体的なケースが示されており、最低でも1ヶ月以上の期間が目安となります。長いもみ合いはブレイクのためのエネルギーを蓄積させ、レンジの外側には膨大な量の損切り注文が溜まっていることを示唆します。

この2つの条件が揃ったレンジをブレイクすると、溜まっていた損切り注文を燃料に、非常に強く、一方的なトレンドが発生する確率が劇的に高まります。これこそが、60pipsではなく、数百pipsを狙うべき絶好の機会のサインなのです。

利益目標はどこに置く?レンジ幅を活用したシナリオ設計

大きなトレンドに乗れたとして、次に問題となるのが「どこまで利益を伸ばすか」です。動画では、感情に左右されない論理的な目標設定方法として、複数の要素を組み合わせたシナリオ設計を解説しています。

まず、**日足チャートの左側にある過去の抵抗帯(壁)を複数探し、利益確定の候補(ターゲット1、ターゲット2…)を設定します。次に、そのシナリオの確度を高めるためにブレイク前の「レンジ幅」**を活用します。

例えば、レンジの高さが350pipsだった場合、ブレイク後も同程度の350pipsほど価格が動きやすいという性質があります。この値幅予測と、先ほど設定した過去の抵抗帯を照らし合わせることで、「ターゲット1までは、かなり高確率で到達しそうだ」という確信度の高いシナリオを立てることができるのです。動画では、350pips、560pips、750pipsといった巨大なレンジ幅の例が示され、これがマイナーな動きではないことを物語っています。

さらに、動画が推奨する非常に実践的なテクニックが**「分割決済」**です。

確度の高いターゲット1でポジションの半分を利益確定し、残りの半分をターゲット2まで伸ばす、といった戦略です。これにより、まず確実に利益を確保して精神的な安定を得ながら、さらなる利益拡大のチャンスも追求できます。これは、目標設定とリスク管理を両立させるための洗練された戦術と言えるでしょう。

本当の難関は「我慢する」こと

この戦略で最も難しいのは、技術的な分析ではなく、心理的な側面、つまり「ポジションを保有し続ける我慢」だと動画は強調します。

数時間で決済が完了するデイトレとは異なり、この手法では1週間以上ポジションを保有することも珍しくありません。価格は一直線には進まず、必ず調整の押しや戻りを挟みます。含み益が一時的に減る局面を耐え抜き、最初に決めた目標までポジションを持ち続ける精神的な強さが試されます。

頭でわかっていてもなかなか決済を我慢するというところが難しい箇所になっていきますので、経験を積み重ねる、あるいは過去検証でこういったチャートを何倍も見ておくことで我慢できるようになるというところですね。

また、全てのブレイクが想定通りに最終目標まで到達するわけではありません。動画でも、最大280pipsまで伸びた後に反転してしまった事例が紹介されています。このような現実があるからこそ、前述した「分割決済」が極めて有効なリスク管理手法となるのです。トレンドが途中で失速しても、最初のターゲットで利益を確保していれば、そのトレードは成功として終えることができます。

おわりに

今回ご紹介した動画は、単なる応用テクニックではなく、**「いつものルールを意図的に破り、勝負をかけるべき稀な機会」**を特定するための、ルールに基づいた強力なシステムを教えてくれます。それは、標準的なリスク・リワードを捨て、遥かに大きな目標を狙うための、定義された戦略なのです。

そして、この戦略で最も重要なのは**「準備」**にあります。動画のスピーカーが「レンジブレイクが起こってからそれに気づいても遅い」「レンジが作られている中でトレードの方針を固めておくことが大事」と力説するように、勝負はブレイクする前に決まっています。

この記事で戦略の全体像を掴んだ後は、ぜひ元動画で実際のチャート事例を確認し、現在進行系でレンジを形成しているチャートを探してみてください。そして、ご自身のトレード戦略を一段階上へと引き上げるための準備を始めてみてはいかがでしょうか。