はじめに
複雑なチャート分析や、次々と現れるテクニカル指標に振り回され、「どこでエントリーすれば良いのかわからない」という分析麻痺に陥っていませんか?FXトレードの世界では、情報が多すぎることがかえって迷いの原因になることがよくあります。
ご紹介する動画は、そんなトレーダーの悩みを解決するために、トレードを原点に立ち返らせてくれます。その鍵は、ヘッジファンドや銀行といった機関投資家が最も注目する「日足」と、100年以上も相場の本質を捉え続けてきた「ダウ理論」にあります。
この2つを組み合わせることで、目先の小さな値動きに惑わされることなく、相場の大きな流れを掴むことができます。その結果、トレードの軸が定まり、自信を持ってエントリー判断を下せるようになるでしょう。
日足チャートが最強の羅針盤である理由
なぜ数ある時間足の中で「日足」が最も重要なのでしょうか。動画では、その理由が3つのポイントで明確に解説されています。
- 機関投資家の視点 相場を動かす巨額の資金を持つヘッジファンドや銀行といった機関投資家は、主に日足と4時間足を見ています。彼らと同じ目線でチャートを見ることで、トレードの成功確率を格段に高めることができます。
- トレンドの継続性 日足で発生したトレンドは非常に強力で、一度始まると500pips、時には1000pips以上も継続することがあります。大きな利益を狙う上で、これほど信頼できる時間足は他にありません。
- 明確な波形 日足のチャートは、短期足に比べて高値と安値の波形が非常に明確です。これにより、ダウ理論を正確に当てはめることが格段に容易になり、トレンドの判断ミスを減らすことができます。
ただし、日足には一つ注意すべき特性があります。それは、トレンドが発生すると高値・安値の細かい波形を作らずに一方向に大きく動いてしまうことがあるため、精密なエントリーポイントを探すのには向いていない場合があるという点です。そのため、この戦略では日足で大局的な方向性を定め、エントリーのタイミングは4時間足や1時間足で計るという使い分けが不可欠になります。
トレードの軸を築く、5つの基本原則
動画では、日足チャートでダウ理論を実践するための、揺るぎない5つの基本原則が示されています。これらを意識するだけで、チャートの見え方が大きく変わるはずです。
- 波形の見方を統一する どこを高値・安値と判断するか、自分の中で一貫したルールを持つことが重要です。大きな波だけを見るか、小さな波も含めるか、どちらかに統一しましょう。
- トレンド転換はダブルトップ・ダブルボトムで判断する 「そろそろ反転しそう」といった感覚で判断するのではなく、ダブルトップやダブルボトムといった典型的な転換パターンが形成されるのを待つことが肝心です。
- トレンドは継続する 一度発生したトレンドは、反転するよりも継続する可能性の方が高いです。特に日足のような長期足ではこの傾向が顕著になります。
- 水平線を活用する 重要な高値・安値に水平線を引くことで、相場の節目が可視化されます。ブレイクアウトやサポート・レジスタンスの転換点が明確になり、ダウ理論の分析を強力に補完します。
- 「わからない」相場は休む 方向感がなくカオスな相場で無理にトレードしようとせず、「わからない」と判断して休むこともプロの重要なスキルです。これは、低確率なトレードを避けるための戦略的な判断と言えます。
わからない相場については、考えるのをやめて、水平線を抜ける、あるいは綺麗なトレンドを描くといった、明確な動きが出るまで待つ。判断できない相場に無理やり理屈を当てはめるのではなく、「わからない」という判断を下し、その相場から離れることが重要です。
チャートが語る「待つべき場所」と「仕掛けるべき場所」
理論を理解したら、次は実践です。動画では、実際のチャートを長時間にわたって検証し、これらの原則をどう活用するかが具体的に示されています。
例えば、動画では何度も価格が止められている明確な水平線(レジスタンスライン)が引かれる場面があります。相場はこのラインをなかなか超えられず、レンジ状態が続いています。ここで重要なのは、焦って仕掛けないことです。原則通り、明確なサインが出るまで「待つ」のです。
そしてついに、その水平線を一本の力強い大陽線が明確にブレイクします。スピーカーは、このような「世界中のトレーダーが注目している」ことがわかるサインこそ、トレンドが強く継続する可能性を示唆する絶好のエントリー機会だと解説しています。小さなローソク足でのブレイクや、長いヒゲを伴うブレイクではなく、実体の大きな陽線でのブレイクアウトは、買い圧力の強さを示す紛れもない証拠なのです。
この戦略の核心は、この2段階のプロセスに集約されます。
- 日足で「何を」するか決める: ダウ理論と水平線を使い、トレンドの方向性やレンジブレイクといった、確率の高い大きなシナリオを描きます。
- 短期足で「いつ」実行するか決める: 日足で定めたシナリオに沿って、4時間足や1時間足で押し目買いや戻り売りといった、より精密なエントリータイミングを計ります。
このように、日足と短期足を連携させることで、大きな流れに乗りつつ、リスクを抑えたエントリーが可能になるのです。
おわりに
成功するトレードとは、複雑な分析を極めることではなく、むしろアプローチをシンプルにすることから始まります。動画が教えてくれるのは、日足という強力な羅針盤を信じ、ダウ理論という普遍的な原則に従い、そして勝率の高い局面が訪れるまで「待つ」という規律を持つことの重要性です。
この動画は単なる理論解説に留まりません。長時間のチャート検証を通じて、プロがどのように相場を読み解いているのかを具体的に示してくれます。
ぜひ、動画で実際のチャートの動きと共に、プロの思考プロセスを追体験してみてください。きっと、あなたのチャートを見る目が変わるはずです。

