はじめに
先の読めないFX市場で、安定したエントリーポイントを見つけるのは簡単なことではありません。多くのトレーダーが、感覚や曖昧な期待に頼ってしまい、一貫した成果を出せずにいます。しかし、「秒速スキャルFX・リアルトレード実況4」という動画で示されたトレードは、そうした当てずっぽうの売買とは一線を画す、明確で論理的なプロセスを教えてくれます。
この動画の核心は、単一のテクニックではなく、**「根拠を重ねる」**という強力な思考法にあります。複数の分析要素を組み合わせることで、トレードの勝率を飛躍的に高める。本記事では、その具体的な手順を解説します。
すべては「日足」から始まる。トレードの土台となる環境認識
動画で示される最初の、そして最も重要なステップは**「環境認識」**です。トレーダーは取引を始める前に、必ず日足チャートから市場の大きな流れを把握します。
今回のトレードでは、まずドル円の日足で重要な水平線を上に大きくブレイクし、明確な上昇トレンドが発生していることを確認しています。このトップダウンのアプローチにより、これから行うすべての短期的な判断が、市場の主要な勢いと同じ方向を向くことになります。これが、トレードの成功を支える強固な土台となるのです。
日足の方向でトレードすることが勧められています。特に水平線のブレイクが起きていると、上昇の圧力が非常に強いので、積極的にトレードしていきたいですね。
勝負の瞬間はどこ?複数の根拠が重なる「反発ポイント」の見つけ方
大きな方向性を定めた後、トレーダーは4時間足や1時間足といった短期のチャートに分析を移し、具体的なエントリータイミングを絞り込んでいきます。ここで重要になるのが、高確率な反発ポイントを特定するために、複数の根拠を探すことです。
動画では、以下の要素が重なるポイントに注目しています。
- 4時間足の**20期間移動平均線(20MA)**への価格の押し戻し
- 前回高値付近に引かれたラインという水平サポート
- 1時間足で確認できる**「目立つ安値」に引かれたライン**という、もう一つの水平サポート
このように、異なる時間足から複数の支持要素が同じ価格帯に集まる場所を探します。特に注目すべきは、常に価格に追従して動く「動的なサポート(4時間足の20MA)」と、過去の価格によって固定される「静的なサポート(4時間足と1時間足の水平線)」を組み合わせている点です。複数の異なるタイプの根拠が一致するポイントこそ、反発の可能性が極めて高いエリアであり、これこそが「根拠を重ねる」ことの本質なのです。
下落の終わりを捉える。反発を予兆する「RSIダイバージェンス」という武器
環境認識と反発ポイントの特定が完了したら、最後は1分足で最終的なエントリーの引き金を引きます。その決定的なサインとして使われるのが**「RSIのダイバージェンス」**です。
RSIダイバージェンスとは、チャートの価格は安値を更新して下がっているにもかかわらず、RSI(相対力指数)のボトムは切り上がっている状態を指します。これは、下落の勢いが弱まっていることを示す強力な反転の予兆です。
この手法を用いることで、下落が終わり、まさに反発が始まろうとする絶妙な瞬間を捉えることができます。実際、動画のトレードは日本の祝日で値動きが鈍い市場環境でしたが、この正確なトリガーによってトレーダーは着実に約4pipsの利益を確保しました。これは、この手法がいかに有効であるかを証明しています。
価格は下がってきているけどRSIは上がり始めている、こういった逆行の形が出ますと非常に反発しやすい形になります。この下落が終わって反発する形を捉えるには非常に適しています。
おわりに
動画で示されたトレードからわかるように、勝ち続ける秘訣は、魔法のような単一のインジケーターに頼ることではありません。それは、規律に基づいた多層的な分析プロセスにあります。
- 日足で大きなトレンドを把握し、
- 4時間足や1時間足で複数のサポートが重なる反発ポイントを探し、
- 1分足でRSIダイバージェンスのような正確なトリガーを待つ。
一つひとつのトレードに対して、これほど強固な「根拠」を積み重ねていくこと。それこそが、一貫した成果への唯一の道と言えるでしょう。
ぜひ、動画本編でこの一連の流れを体感してみてください。

