納車4ヶ月のレクサスLX600をなぜ手放すのか? あるFXトレーダーのクルマ選びから見える「次なるステージ」

水島 翔/FXトレーダー

はじめに

納車から、わずか4ヶ月。市場ではプレミア価格で取引される最高級SUV、レクサスLX600をなぜ今、手放すのか?

この驚くべき決断を下したのは、FXトレーダーであり、自身のライフスタイルをYouTubeで発信する水島翔氏。彼の選択は単なる気まぐれや乗り換えではない。それは、超高級車という資産を、極めて合理的かつ実践的に扱う彼の哲学の現れだ。

一台のクルマを手放し、次の一台を求める行為が、いかに自身の成長と深く結びついているか。この記事では、LX600の売却から次なる愛車の探求までを追いながら、常識を覆す彼のクルマ選びから、その人物像を紐解いていく。

市場が熱狂する「ほぼ新車」のLX600。売却理由は、あまりに合理的だった。

今回、売却されることになったのは、路上を支配する威厳を持つ一台。新車同様のコンディションに加え、コレクターズアイテムさながらのプレミアがつく、まさに垂涎の的だ。

  • 車種: レクサスLX600、2023年式 (令和5年)
  • 走行距離: 約5,500km
  • 仕様: パールホワイトの外装に希少な白レザーの内装、フルモデリスタのエアロ、マークレビンソンのスピーカーなど、ほぼフルオプション
  • 価格: 新車価格約1500万円に対し、市場価格は1700〜1800万円とプレミアが付いている状態

これほどのクルマをなぜ手放すのか。その理由は彼のビジネス哲学を色濃く反映している。もともとこのLXは、京都に設立した新会社のために購入されたものだった。しかし、事業プランの見直しにより「結果、いらない」と判断。加えて、もう一台所有するランドクルーザーと色が似ていて混乱するという、驚くほどシンプルな理由も重なった。

クルマへの不満は一切ない。これは感傷的な別れではなく、効率と最適化を追求する経営者による、迅速かつ合理的なビジネス上の決断なのだ。

次なる標的はロールスロイス。ただし「洗車機に入れられる」一台。

LX600の次に見据えるのは、英国製グランドツーリングの頂点、ロールスロイス・レイス。水島氏が求める仕様は、極めて具体的かつ個性的だ。

  • モデル: ロールスロイス・レイス
  • 仕様: 真っ黒な外装(ブラックバッジ)、フルマンソリーのカスタム、白の内装、右ハンドル
  • こだわり: プラネタリウムのような天井(スターライト・ヘッドライナー)付き

しかし、彼のこだわりの中で最もユニークなのが、「自動洗車機に入れられること」という条件だった。数千万円の走る芸術品に対するこのリクエストに、専門店のスタッフも思わずこう漏らす。

レイスを欲しいって言われて洗車機入れたいと聞いたのは初めて

この一言は、彼の価値観の核心を突いている。なぜ洗車機なのか?その理由は「手洗いに出して預けたり、そこで待っている時間は無駄」だからだ。美術品のように車を丁重に扱う世界において、水島氏の要求は「真のラグジュアリーとは、所有物を甘やかすことではない。自分の人生に、妥協なく奉仕させることだ」という、痛快なまでの宣言なのである。

人生のハンドルは、自分で握る:ある70代経営者から受け継いだ流儀

水島氏のクルマ選びの根底には、確固たる哲学が存在する。動画の中で、後部座席の快適性を追求したマイバッハGLSに座った彼は、ショーファーに運転を任せるライフスタイルが自分には合わないと結論づける。この確信は、単なる憧れからではない。実際に2週間、運転手付きの生活を試した末の、経験に裏打ちされたものだ。

自分でハンドル握りたいなと思います

この想いを決定づけたのは、彼が尊敬する70代の経営者の姿だった。その人物は、今なお自身でロールスロイス・レイスのハンドルを握り、颯爽とビジネスの最前線を走り続けている。その光景を目の当たりにした水島氏は、力強くこう語る。「かっこいいなと思って、真似します」と。

彼にとってクルマとは、富の象徴である以上に、自らの手で人生の舵を取り、情熱を持って走り続けるという生き方の表現そのものなのだ。

おわりに

京都の事業のために購入され、役目を終えたLX600から、洗車機で時間を節約するためのロールスロイス・レイスへ。水島氏にとってクルマを乗り換えることは、人生のページをめくる「ステップアップ」に他ならない。

彼の一連の選択は、私たちが選ぶ一台のクルマが、時として自分自身の現在地と、これから目指す未来を映し出す鏡となることを教えてくれる。

動画の全編を見ると、高級車が並ぶショールームの映像と共に、クルマ選びの裏にある深い対話が楽しめます。ぜひ、あなた自身の目で確かめてみてください。