はじめに
「FXは結局、上がるか下がるかの丁半博打だ」——多くの人が抱くこのイメージに、疑問を感じたことはないでしょうか。もしあなたがそう感じているなら、トレーダー水島翔氏の動画は、新たな視点を提供してくれる貴重なリソースとなるはずです。
水島氏は、サラリーマンを辞めて(脱サラして)から7年間、ほぼ変わらない「普遍的」なトレード手法を使い、勝ち続けています。その成功の根幹にあるのは、単なる確率論を超えた、一貫した投資哲学です。この記事では、FXをギャンブルから持続可能な戦略へと昇華させる、同氏のアプローチの核心に迫ります。
「勝率5割」の罠とリスクリワードの本質
動画の中で水島氏は、FXは単純な「勝率5割のゲーム」ではないと断言します。上がるか下がるかの確率が1/2だとしても、リスクとリワード(利益)の比率を1:1に設定していては、勝ち負けを繰り返すうちに収支はほぼゼロ(トントン)になってしまいます。
さらに、この単純な確率論には感情という要素が介入します。実際のトレードでは、感情が判断を狂わせ、計画通りの実行を妨げるため、ギャンブル的なアプローチは持続可能ではありません。
水島氏は、この単純な確率論が相場では通用しない理由を「リスクリワードレシオを事前に決められない」点にあると指摘します。これは、コイントスのように結果が固定されているわけではなく、相場は常に波を描いて動くため、単に1:1の比率で賭け続けるようなギャンブル的アプローチは成り立たない、という意味です。
このFX何が難しいかってこのリスクリアドレシオを事前にね決めれないっていうのが結構デメリットで…結局この相場っていうのは波を描きながらどちらかかの方向に動いていくものなので…ギャンブル感覚でそういった手法を使って稼ごうと思うとなかなかプラスにはできない
利益を最大化する「損小利大」という考え方
水島氏の手法の核となるのが、「損小利大」、つまり損失を小さく抑え、利益を大きく伸ばすという原則です。彼は、リスクリワードレシオが3:1から、時には10:1になるようなトレードを狙います。
具体的には、10,000円の損失リスクに対して、30,000円から100,000円の利益を狙うといったトレードを繰り返すイメージです。この戦略の最大の強みは、たとえ勝率が30%や40%に落ち込んだとしても、一度の大きな利益が複数回の小さな損失をカバーし、トータルでプラスにできる点にあります。これは、一回一回の勝ち負けにこだわるのではなく、長期的な資産増を目指すという、思考の転換を促すものです。
相場の全体像を捉えるマルチタイムフレーム分析
では、どうすれば高いリスクリワードレシオを実現できるのでしょうか。水島氏が実践しているのが、ダウ理論と水平線を軸にした、複数の時間軸を分析する「マルチタイムフレーム分析」です。
まず週足などの長期的なチャートで、ダウ理論に基づき相場全体の大きな流れ(例えば上昇トレンドか、下降トレンドか)を把握します。この長期的な視点を持つことで、「短期的な動きに振り回されちゃう」ことを防ぎます。次に日足や4時間足といった中期・短期のチャートに落とし込み、トレンドの転換点(目線が転換するポイント)など、重要な局面を水平線で特定していきます。
このように、長期から短期へと段階的に分析することで、戦略的なシナリオを構築し、最も有利なタイミングでエントリーすることが可能になります。これは感覚に頼るのではなく、あくまで分析に基づいた体系的なアプローチです。
なるべくその引きつけて有利なところでエントリーしてその損小利大のトレードを実現していくっていうなイメージですね
7年間変わらない「普遍的」な手法の強み
水島氏のトレードスタイルの特筆すべき点は、その安定性と信頼性です。彼は脱サラして以来7年間、同じ手法を使い続けています。相場環境が変化しても手法の根本を捨てるのではなく、状況に合わせて応用することで対応してきました。
これは、彼の手法が一時的な市場の流行に左右される小手先のテクニックではなく、状況に応じて微調整や応用が可能な、柔軟性の高い原則に基づいていることを証明しています。
僕の手法は普遍的で相場が変わってもし相場に合わせて手法を変えてやっていけるやり方なので
おわりに
水島翔氏の動画が伝える核心的なメッセージは、FXでの成功は勝ち負けを繰り返すギャンブルではなく、「損小利大」の原則に基づいた戦略的フレームワークと、規律ある分析によってもたらされる、ということです。
本記事で紹介した内容は、その哲学の入り口に過ぎません。実際のチャートを使いながら解説されている動画本編を視聴することで、彼の持続可能なアプローチについて、より深い理解が得られるはずです。
ぜひ動画本編を視聴して、あなた自身のトレード観をアップデートするきっかけにしてみてください。

