クロス円急上昇でチャンス到来!プロが教える相場の見極め方と戦略

FXゴールドナビ

はじめに

株式市場の上昇に牽引され、ほぼ全ての通貨ペアが上昇トレンドに入る――。そんな、トレーダーにとって心躍るような相場が訪れています。しかし、こうした全面高の相場は、高値掴みのリスクも同時に高まるため、どの通貨ペアで、どのタイミングでエントリーするかの見極めが極めて重要になります。勢いがあるからこそ冷静な分析が不可欠です。YouTubeチャンネル「FX GOLD NAVI」で公開された動画では、この急騰相場の背景を冷静に分析し、2020年6月8日の週に向けた具体的なトレード戦略を明確に解説しています。本記事では、その要点をまとめ、チャンスを掴むためのヒントを探ります。

一斉に動き出した市場、その背景にあるもの

動画の解説者である加藤氏は、現在の市場を「ほぼすべての通貨ペアが上昇で日足トレンドに入ってくる強い動き」と表現しています。この力強い動きの背景には、主に2つの要因があります。

  1. 株式市場の上昇: 為替市場全体のムードを押し上げ、リスクオンの流れを加速させています。
  2. 米雇用統計のポジティブサプライズ: 金曜日に発表された米国の雇用者数が予想に反して改善したことでドルが買われ、市場の勢いをさらに後押ししました。

このように、なぜ市場が動いているのかという大きな流れを理解することが、的確な戦略を立てる第一歩となります。

「最強ペア」が「最良のトレード」とは限らない

通貨ペアの強弱を見ると、ユーロ高と円安が重なった「ユーロ円(EUR/JPY)」が最も勢いのある「最強」ペアであると動画では分析されています。その上昇幅は驚異的です。

最安値から見ますと1000 pips ちょうどですね 上昇してきた

しかし、加藤氏はここで重要な警告をします。これだけ急激に、そして長く上昇が続いているため、「過熱感」にも注意が必要だというのです。そのテクニカルな根拠として、「目標となる抵抗はすべてブレイクしてしまった」状態であり、上値の目安がつきにくい点を挙げています。

一方で、ブレイクしたばかりの「ポンド円(GBP/JPY)」や「ドル円(USD/JPY)」の方が、過熱感が少なく、まだ上昇する余地(利幅の取れる余地)が残されている可能性があると指摘します。単に最も強いペアに飛び乗るのではなく、どのペアが「これから」のトレードに適しているかを見極める、プロならではの深い洞察が光ります。

急騰相場を乗りこなす、具体的な「押し目買い」戦略

では、この上昇トレンド相場でどのようにエントリーすれば良いのでしょうか。動画では一貫して「押し目買い」戦略が推奨されています。高値掴みのリスクを避け、一時的に価格が調整で下がったところを狙って買うという、強いトレンドに安全に乗るための王道的なアプローチです。

その押し目を見極めるための具体的なツールとして、以下の2つが挙げられています。

  • 4時間足の20 EMA(指数平滑移動平均線): 短期的なトレンドの方向性と支持を示す重要な指標。
  • フィボナッチ・リトレースメント: 急騰後の押し目の深さを測るために有効なツール。

この「4時間足20EMAやフィボナッチを使った押し目買い」という手法は、ドル円やユーロドルなど、多くの通貨ペアで共通して使えると解説されており、視聴者がすぐに実践できる非常に価値のある情報となっています。

ただし、テクニカル分析だけに頼るのではなく、今週は重要な経済イベントにも注意が必要です。特に木曜日に控えている米国の**FOMC(連邦公開市場委員会)**は、結果次第で「ドルの強さ等に影響が出てくるかもしれない」と指摘されています。明確な戦略を持って臨む一方で、こうしたファンダメンタルズ要因が市場を急変させる可能性も念頭に置いておくべきでしょう。

おわりに

今週のFX市場は、明確な上昇トレンドという大きなチャンスに満ちています。しかし、その中で本当に利益を上げるためには、①最強ペアが最良とは限らないという冷静な視点と、②「押し目買い」という具体的な戦略が鍵となります。今回ご紹介した動画は、その両方を与えてくれる優れた分析と言えるでしょう。

ぜひ動画本編で、プロの分析を詳しくチェックしてみてください。