ドル円400pips暴落の裏で、プロが注目する「本格トレンド」とは?

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はじめに

先週、為替市場はドル円が一時400pipsも暴落するという衝撃的な展開を迎えました。こうした激しい値動きは、多くのトレーダーにとって混乱の種となりがちです。しかし、そんな荒れ相場の中だからこそ、冷静な分析が次のチャンスへと繋がります。

YouTubeチャンネル「FXゴールドナビ」で公開された最新の週次分析動画では、この急落の背景を冷静に解き明かすだけでなく、市場の注目がドル円に集まる裏で静かに始まろうとしている「より大きなトレンド」を明らかにしています。この記事では、動画の要点を凝縮し、今週の相場を乗り切るための羅針盤となる情報をお届けします。

なぜドル円は一瞬で400pipsも暴落したのか?

動画の分析によると、今回のドル円の急落は、主に二つの要因が重なって引き起こされました。

一つ目は、木曜日に発表された**米国の消費者物価指数(CPI)**です。この結果が市場予想を下回ったことで、「ドル安」の流れが一気に加速し、ドル売りの大きな波が発生しました。

そして二つ目が、その直後に発生した**「日銀の為替介入」とも噂される強烈な円買い**です。CPI発表によるドル売りにこの円買いが重なったことで、下落の勢いは増し、一瞬で400pipsもの暴落につながったのです。

この動きにより、ドル円は日足チャートで長く続いていた上昇トレンドチャネルを割り込む形となりました。これは、これまでの上昇トレンドが終わり、今後はレンジ相場、あるいは下降トレンドへ転換する可能性が出てきたことを示唆しています。

大荒れの市場でプロが狙う「本命」の通貨ペア

多くのトレーダーがドル円の乱高下に翻弄される一方、プロの視線はその裏で静かに動き出した「本命」の通貨ペアに向けられていました。それが**ポンドドル(GBP/USD)**です。

ドル円の混乱の裏で、ポンドドルはドル安の流れに乗り、今週だけで200pipsも上昇しました。さらに重要なのは、週足チャートで大きなチャートパターンをブレイクしつつあり、これが「本格的な上昇トレンド」の始まりとなる可能性を秘めている点です。動画のアナリストは、この流れを好機と捉え、木曜日に仕込んだスイングポジションがすでに大きな含み益になっていると明かしています。

今週その狙いの通り上昇してきていますね…週足ラインをブレイクし本格的な上昇トレンドに入る形が今週出てきましたので、今後も何らかのチャンスが続きそうです。

これこそが、ヘッドラインの喧騒の裏に隠された本質的な流れを捉える、プロの視点です。

来週の相場に向けた具体的なトレード戦略

動画では、来週に向けた具体的かつ実践的なトレード戦略も示されています。通貨ペアごとに見ていきましょう。

  • USD/JPY (ドル円) ボラティリティ(変動幅)が非常に高くなっているため、短期トレードが推奨されています。具体的には、上値抵抗となりそうな159円30銭付近への上昇を待って売る「戻り売り」や、短期的なサポートラインである157円50銭を下抜けたタイミングでの「下方向ブレイクアウトのショート」といった戦略が有効とされています。
  • GBP/USD (ポンドドル) こちらが来週の主役です。スイングトレードと短期トレードの両方でチャンスがあると見られています。すでにポジションを持っている場合は、大きな利益を狙って管理していく段階です。これからエントリーを狙う場合は、「押し目買い」が基本戦略となります。具体的には、上昇トレンドにおける一時的な押し目を狙う**「4時間足スイング手法」**を使い、4時間足チャートのEMA50(指数平滑移動平均線)にタッチしたタイミングなどが、絶好のエントリーポイントになり得ると解説されています。

おわりに

動画の分析をまとめると、現在の市場は「円高ドル安」という大きな流れに支配されていることがわかります。その中で、ドル円の激しい値動きの理由を正しく理解しつつも、トレード戦略の主軸は、まさに今「本格トレンド」に入ろうとしているポンドドルに置くべき、というのがプロの結論です。

一つの現象に囚われるのではなく、市場全体を俯瞰して本質的な流れを掴むことの重要性を、この動画は教えてくれます。

動画本編で、より詳しいチャート分析と来週のシナリオを確認してみてください。