「強い円高」の波到来!FX市場で次に狙うべきブレイクアウトはこれだ

FXゴールドナビ

はじめに

昨日のFX市場では、全体的に強い円高の動きが観測されました。こうした急な変動に戸惑い、次のトレードをどうすべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、YouTubeチャンネル「FXゴールドナビ」のデイリー分析動画を基に、現在の市場でどの通貨ペアが明確なトレード好機を提供し、どの通貨ペアが注意を要するのかを分かりやすく解説します。

全体を揺がす「強い円高」の波

昨日の市場の主要テーマは、全体に波及した「強い円高」でした。特にドル円(USD/JPY)では、1時間足チャートで長く続いていた106円を下回るレンジブレイクが発生し、市場に新たな力学を生み出しています。

この円高のトレンドはクロス円全般に影響を及ぼしており、多くの通貨ペアで下落圧力が強まっています。この円高の波は、通貨ペアごとに異なるチャートパターンを形成しており、それが「トレードしやすい相場」と「手出しすべきでない相場」を明確に分けています。

トレード好機は「綺麗なチャート」にあり

分析動画では、トレードの機会を見つける上で最も重要なのは「チャートの形が綺麗かどうか」だと強調されています。その最たる例が、現在のユーロ円(EUR/JPY)です。

ユーロ円の日足チャートでは、非常に分かりやすい「ダブルトップ」のパターンが形成されています。直近の下落で125円という重要なラウンドナンバーを割り込んでおり、「かなり弱い」状況が示唆されています。価格は現在、このパターンの成否を決定づける重要な支持線(ネックライン)に接近しており、このラインは日足のレンジ下限ともほぼ一致しています。このように複数のテクニカル要素が重なるポイントを明確に下抜ければ、大きな下落につながる可能性があります。分析者が語るように、このような教科書的なチャートパターンは、トレーダーにとって絶好の機会となり得ます。

トレードに は 非常 に 使い やすい 形 です ね

「急落」でも手を出せない、ポンド相場の難しさ

一方で、チャートが「乱れている」ために、たとえ大きな動きがあっても手出しが難しい通貨ペアも存在します。その代表がポンド関連通貨ペア、特にポンドドル(GBP/USD)とポンド円(GBP/JPY)です。

ポンドドルは昨日、ブレグジット関連のニュースをきっかけに約200pipsの急落を見せました。しかし、こうしたニュースはしばしば「後付け」の理由であることも多く、チャート自体に目を向けると、ダブルトップのような典型的な反転パターンが見られない「変則的な形」となっています。さらに、日足の上昇トレンドラインはまだ割れておらず、下値で反発する可能性も残っています。섣불리売りに飛び乗るにはリスクが高い状況です。

ポンド円も同様に、明確な水平線が見えづらい箇所で推移しており、エントリーポイントの判断が難しくなっています。このような相場では、焦って飛び乗るのではなく、より分かりやすい形が作られるのを待つのが賢明です。

現在 で は 少し その 見極め が 難しい 状況 と なっ て い ます

今、注目すべき通貨ペアと次のシナリオ

以上の分析をまとめると、今トレーダーが注目すべきなのは、明確なレンジとチャートパターンを持つユーロ関連の通貨ペアです。ユーロ円は前述の通りダブルトップ形成中であり、ユーロドルもレンジをブレイクして重要な4時間足の支持線を試す動きを見せています。これらの通貨ペアは重要な節目に近づいており、ブレイクアウトを狙うシナリオが描きやすい状況にあります。

対照的に、ポンドや豪ドル関連の通貨ペアは、次のトレードシナリオが明確になるまでもう少し動きを見極める必要があります。

  • 豪ドル/ドル: 上昇の勢いは弱まっていますが、日足の上昇トレンド構造はまだ崩れていません。
  • 豪ドル/円: 76.65のサポートラインを割り込み弱さを見せていますが、まだ直近の大きな安値を更新しておらず、下落トレンドが確定したとは言えません。

また、動画内では「日足の水平線ブレイクを使ったトレード手法」を解説する新しい動画を公開するとの告知もありました。こちらもトレーダーにとって非常に価値のあるリソースとなるでしょう。

おわりに

今回の分析動画は、単なる市場レポートに留まりません。チャートの「分かりやすさ」に着目することで、確率の高いトレードセットアップをいかに見極めるかという、実践的なフレームワークを提供してくれています。

相場の方向性に迷った時こそ、綺麗なチャートパターンを形成している通貨ペアに絞って分析することが、成功への近道となるでしょう。