為替介入で500pipsの乱高下。嵐の後のドル円と、次なるチャンスが見える通貨ペアは?

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はじめに

先週の外国為替市場は、まさに嵐のような一週間でした。主役は、152円の節目にタッチした直後に日銀の為替介入とみられる動きによって約500pipsも急落したドル円。この歴史的な乱高下に、多くのトレーダーが固唾をのんで見守ったことでしょう。一方で、米国株式市場ではNYダウがダブルボトムから力強く反発するなど、市場全体のセンチメントも重要な局面を迎えています。今回の動画解説では、この混乱した状況を冷静に整理し、来週以降のトレード戦略につながる具体的なチャンスを明らかにしていきます。

主役はドル円—歴史的な為替介入の衝撃

今週の市場で最も注目を集めたのは、やはりドル円の動向でした。週を通して上昇を続け、ついに150円の大台を突破。金曜日の夜には一時152円に迫る勢いを見せましたが、その直後、突如として状況は一変します。日銀による為替介入が実施されたことで、価格は一気に500pips近くも暴落。現在は147円台後半で取引されています。

動画の分析によれば、来週はこの巨大な値幅の中で方向感を探る「もみ合い」の展開が予想されます。再び高値方向へ攻めてくるのか、それとも安値をブレイクして調整局面に入るのか。まずは、その方向性を確認することが重要なポイントとなりそうです。

混乱の裏で見える、明確なブレイクアウト好機

主役のドル円が方向感を見失う一方で、動画では他の通貨ペアや資産に明確でトレードしやすいパターンが形成されていると指摘しています。為替介入の混乱の裏で、着実にチャンスが生まれているのです。

  • ユーロドル (EUR/USD): 4時間足でレンジ相場を形成中。このレンジをどちらかの方向にブレイクすれば、新たなトレンドの始まりを示すシグナルとなる可能性があります。
  • ポンド円 (GBP/JPY): こちらも4時間足でレンジに近い状態にあります。特に170円のラウンドナンバーが強力なレジスタンスとして機能しており、ここを明確に上抜ければ、日足のトレンド方向に沿った重要なブレイクアウトとなるでしょう。
  • ゴールド (Gold): 日足チャートで非常にきれいなレンジを形成しています。来週、このレンジからのブレイクを狙える絶好のチャンスが訪れるかもしれません。

トレンド転換の兆しを捉える

もみ合いからのブレイクアウトだけでなく、動画ではより大きな流れの変化、つまり「トレンド転換」の可能性を秘めた通貨ペアにも焦点を当てています。長期的な下落トレンドが終焉を迎え、新たな上昇トレンドが始まるかもしれません。

  • ニュージードル (NZD/USD): 日足チャートで、長期的なトレンドの転換点となる重要なラインまで価格が上昇してきました。このラインをただ上抜けるだけでなく、抜けた後にサポートとして機能する(サポート転換)といった上昇パターンを形成すれば、長かった下落相場から新たな上昇トレンドへと転じる初動となる可能性があります。
  • 豪ドル米ドル (AUD/USD): 4時間足で下落が止まり、「底打ち」のサインが見られます。すでにネックラインを上方向にブレイクしており、このまま上昇の勢いが続くかどうかに注目です。

来週の重要イベントをチェック

来週は、週の後半に重要な経済指標の発表が集中しています。動画では、これらのイベントが市場の新たな方向性を定める可能性があるため、注意が必要だと解説しています。

  • 木曜日: 欧州ECB政策金利、米国四半期GDP
  • 金曜日: 日銀政策金利、米国PCEデフレーター

まずは為替介入の影響を市場がどのように消化していくかを見守りつつ、これらの重要イベントが次のトレンドを生み出すきっかけになるかを冷静に判断していくことが求められます。

おわりに

日銀の為替介入によってドル円が大きく揺れ動き、市場全体が混乱に包まれた一週間でした。しかし、今回の動画解説が示すように、このような状況でも冷静にチャートを分析すれば、ユーロドルやポンド円、ゴールドといった他の市場で具体的なトレードチャンスを見つけ出すことができます。

嵐が過ぎ去った後には、新たな航路が見えてくるものです。これらのブレイクアウトやトレンド転換の具体的なチャートレベルを確認するために、ぜひ動画本編をご覧ください。