【ハコスカの咆哮】ガレージで再確認した「本当にワクワクする生き方」と、成功者の投資哲学

水島 翔/FXトレーダー

富山の冷涼な朝、淹れたてのコーヒーを片手にガレージのシャッターを開ける。そこにあるのは、鉄とガソリンの匂い、そして静謐な空気の中に佇む2台の愛車。

FXトレーダーとして東京、沖縄、そして琵琶湖と多忙に各地を飛び回る水島翔氏が、今回あえて「ガレージ」という極めてパーソナルな空間を舞台に動画を公開しました。一見すると趣味に振り切った内容に見えますが、その根底に流れているのは、私たち投資家が忘れてはならない「人生の質を劇的に上げるための真理」です。

なぜ、資産を築き上げた彼が今、不自由な旧車に魂を揺さぶられているのか。その咆哮に隠された、成功者の新たな決意を紐解いていきましょう。

50年の時を超えて響く、旧車ハコスカの「不自由という贅沢」

ガレージの主役は、1972年製のスカイライン、通称「ハコスカ」。その隣には、重厚な存在感を放つ黒のメルセデス・ベンツが並びます。しかし、水島氏はそのベンツを自嘲気味に「霊柩車(レイクウシャ)」と呼びます。ステータスや利便性の象徴であるはずの高級車をそう呼んで笑い飛ばす余裕、そして一点物の書道家による「波色(ハイロ)マスター」の看板を掲げるこだわり。ここには、既製品では満足できない彼の審美眼が色濃く反映されています。

特に、キャブ車であるハコスカを始動させる「儀式」は、現代の車では決して味わえない官能的なプロセスです。キーを回すと、燃料ポンプが「カチカチカチ……」と乾いた音を立ててガソリンを送り込み、圧力が一定に達した瞬間にそのリズムが低く変化する。その「メカニカルな対話」を経て、ついに50年前のエンジンが目を覚ますのです。

足元にあるハイ・ロー切り替えのフットスイッチ、回すたびに重みを感じる手動の窓、そして昭和の情緒をそのまま残したウォッシャー液の押しボタン。

「このメカニカルな感じいいよね、このボタンなんすか、どれこれ、後ろのファン、おお」

不便さは、裏を返せば「自らの手でコントロールしている」という確かな実感に他なりません。この「不自由を楽しむ贅沢」こそが、思考を硬直させないための最高のスパイスなのです。

「守りの投資」への違和感と、感性を刺激するお金の使い道

水島氏は最近、ある種の「退屈」を感じていたと言います。資産は着実に増え続けている。しかし、心はかつてほど躍動していない。その原因は、投資のスタイルが「守り」に偏っていたことにありました。

不動産や投資信託、インカムゲインを狙ったファンド。それらは確かに正解であり、資産形成の王道です。しかし、それだけに埋没することは、いわば「自動運転の車」に乗っているようなもの。スリルもなければ、五感を揺さぶる感動もありません。

「100億円持っていても無趣味な人」と「フェラーリを乗り回して人生を謳歌している人」。どちらのエネルギーが強いかは明白です。

「多分見てる人がワクワクするような買い物してないんだよね。結構守りに入っちゃってる感じがする」

富を築くことはゴールではなく、あくまで自分の世界を広げるための手段。自分を刺激し、周囲をもワクワクさせる「攻めの姿勢」を取り戻す。その決意が、ハコスカのエンジンの熱気とともに伝わってきます。

労働を「遊び」に変える、成功者に不可欠な「レバレッジ」の視点

水島氏の哲学において、仕事と遊びの境界線は極めて曖昧です。彼にとってFXとは、単なる稼ぐ手段ではなく、最小の労力で最大の成果を生み出す「レバレッジの芸術」です。

例えば、月5万円の追加収入を得るために「時給1,000円のアルバイト」を増やす思考。それでは50時間の労働を100時間にするか、時給を上げるしかありません。しかし、時間は平等であり、限界はすぐに訪れます。 一方、レバレッジを活用する投資は、同じ1時間でも、そこに込める「判断の質」によってリターンの桁を無限に変えることができます。

「自分にできるできないは一旦置いといて、できそうって思えるものを見つけてくと、案外ね、やってみるとできるんだよね」

「できない理由」を探すのではなく、直感で「いける」と思ったものに飛び込む。その軽やかさと、時間を切り売りしないマインドセットこそが、自由への片道切符となるのです。

未経験でアジア大会へ。恥をかきながら成長する「ウェイクサーフィン」の教訓

水島氏のストイックさを象徴するのが、琵琶湖でのウェイクサーフィンのエピソードです。彼はほぼ素人の状態でありながら、アジア1位を決める大きな大会「CWSA」に出場しました。

周囲はプロや熟練の経営者ばかり。その中で、あえて「無様な姿」を晒す。 「恥ずかしめを受けた」と笑いながら語る彼ですが、そこには「1年後に上手くなっていたらかっこいい」という明確な長期視点があります。冬の凍えるような寒さの中、ウェットスーツを着込んでオフシーズンに練習を重ねる。華やかなライフスタイルの裏側にあるこの「泥臭いプロセス」こそが、投資でもビジネスでも、圧倒的な差を生む源泉なのです。

直感に従い、稼いでから買う。2024年の新たな決意

動画の終盤、水島氏はさらなる高み、すなわち「月収1億円」という具体的な目標を掲げました。 それは単なる強欲ではありません。古くなったハコスカのゴムパッキンを交換し、塗装を塗り直し、内装をアップデートしていくように、自分自身の環境とビジネスを再定義するための「エネルギーの循環」です。

「稼いだら買う」のではなく、「買ってから、その分を稼ぐ」。 自らに負荷をかけ、基準を強制的に引き上げる。この独特のスタイルこそが、彼を成功へと押し上げてきた原動力。ハコスカの内装が新しく生まれ変わる頃、彼のビジネスもまた、新たな次元へと到達していることでしょう。

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おわりに

ガレージというパーソナルな空間で語られたのは、単なる旧車自慢ではありませんでした。それは、投資に対する冷徹な合理性と、人生を遊び尽くすという熱い情熱の完璧な融合です。

あなたは最近、心からワクワクする時間を過ごせていますか? もし、日々の生活が「守り」に入り、どこか退屈を感じているのなら、ぜひ水島氏の動画をチェックしてみてください。

動画の最後で披露される、マフラーのサイレンサーを抜いた瞬間の暴力的なまでの咆哮。その音は、眠りかけていたあなたの挑戦心を呼び覚ます、力強い号砲になるはずです。

フル動画を視聴して、あなたにとっての「ワクワク」がどこにあるか、ぜひ探してみてください。