FXで勝ち続ける人が持つ「自分だけのルール」。感情的なトレードから抜け出すための思考法

水島 翔/FXトレーダー

はじめに

FXトレードで、「つい感情的になってしまった」「なぜか勝ったり負けたりを繰り返してしまう」といった悩みを抱えていませんか?多くのトレーダーが直面するこの課題に対し、FXトレーダーの水島翔氏は自身のYouTube動画で、極めて具体的な解決策を提示しています。それは、トレードから感情や当てずっぽうを排除するために彼自身が実践する「13項目のチェックリスト」です。この記事では、水島氏が毎回のトレード前に必ず確認するという、そのチェックリストの中でも特に重要な思考法とルールを解説します。

トレードの「地図」を持つ―相場を客観的に読むためのフレームワーク

規律あるトレードの第一歩は、相場を客観的に読むための「地図」を持つことです。水島氏のチェックリストの最初の項目は、この地図を作るための論理的なフレームワークに基づいています。

まず、ダウ理論を用いて相場全体の方向性(目線)を把握します。例えば、「高値と底値が連続して切り上がっている」なら上昇トレンド、その逆なら下降トレンド、といったように、誰が見ても同じ結論に至る客観的な事実からトレンドを判断します。

次に、時間軸を使い分けます。4時間足や1時間足といった長期の「基準足」で大きなシナリオを構築し、そのシナリオに沿って、5分足などの短期の「狙う時間足」でエントリーのタイミングを精密に計ります。この構造的なアプローチにより、その場の雰囲気や直感ではなく、論理に基づいた意思決定が可能になるのです。

勝敗を分ける「資金管理」の鉄則―損失をコントロールし、利益を最大化する

FXで勝ち続ける人とそうでない人を分ける最大の要因は、しばしば資金管理にあります。水島氏が提唱する戦略は2本の柱で成り立っています。第一に、一度の負けで口座が致命傷を負わないように損失をコントロールすること(ポジションサイジング)。第二に、勝ちトレードの利益が負けトレードの損失を大きく上回るようにすること(リスクリワード管理)です。

第一の柱であるポジションサイジングの鉄則は、「ポジションのサイズ(ロット数)を固定しない」ことです。ロット数は、あらかじめ決めた「1トレードあたりの許容損失額」と、テクニカル分析に基づく「損切り幅」から逆算して毎回決定します。

例えば、「1回のトレードでの損失は最大1万円まで」と決めたとします。あるトレードのシナリオで損切り幅が10pipsになった場合、10ロットのポジションを持つことができます。しかし、別のシナリオで損切り幅が20pipsに広がった場合、同じ10ロットでエントリーすれば損失は2万円になり、ルールを破ってしまいます。この場合、ロット数を半分の5ロットに調整することで、損切りにかかっても損失を許容範囲の1万円に収めることができるのです。

第二の柱は、「損小利大」を徹底することです。すべてのトレードは、潜在的な利益が潜在的な損失を大幅に上回るものでなければなりません。

1万円稼ぐためにと2万円をリスクにさらすみたいなね 損が大きくて利益が小さいトレードを繰り返すとま間違いなく自分の資金っていうのは減少してきます

水島氏が語るように、損失が利益を上回るトレードは絶対に避けるべきです。彼は、「必ず利益の方が大きくなるようなシナリオの場合だけトレードする」というルールを徹底すべきだと強く主張しています。

なぜ、そのポジションを持つのか?―「根拠」がブレない自分を作る

あなたは、自分が行うすべてのトレードについて、明確で説明可能な理由を持っていますか?水島氏のチェックリストの4つ目のルールは、すべてのエントリーに明確な「根拠」を持つことの重要性です。

例えば、「このサポートラインが機能しているから買いで入る」というのがエントリーの根拠だとします。もし、そのサポートラインが明確に破られた場合、ポジションを保有し続ける理由は消滅します。その時点でシナリオは崩壊しており、すぐに戦略を見直すか、ポジションを解消しなければなりません。

このルールは、「きっと戻るはずだ」といった希望的観測で損失を抱え続けることを防ぎ、規律をもたらします。トレードをギャンブルから、根拠に基づいた戦略的な活動へと変えるための、極めて重要な思考法です。

おわりに

FXで継続的に成功を収める秘訣は、誰も知らない魔法のテクニックではありません。それは、自分自身で考え抜いたルールを、規律を持って淡々と実行し続けることにあります。今回紹介したルールは、リスクを管理し、感情的な判断を排除し、すべての行動に明確な意図を持たせるために設計された、水島氏の「13項目のチェックリスト」の核心部分です。

水島氏がこれらのコンセプトをどのように説明しているか、そして彼の成功を支える残りのチェック項目について知るために、ぜひ動画本編もご覧ください。

Watch the full video and see which rules resonate most with you.