【FX王道】ダウ理論×水平線で「1日1万円」を堅実に稼ぐ。プロが実践する究極のシンプル戦略

水島 翔/FXトレーダー

はじめに

FXの世界で、多くの初心者がまず目標とするのが「1日1万円」という壁です。しかし、その壁を越えようとするあまり、複雑な数式や無数のインジケーターに頼り、自ら迷路に迷い込んでしまうトレーダーは少なくありません。

トレードの本質とは、実は驚くほどシンプルです。人気トレーダー・水島翔氏が提唱するのは、余計な「ノイズ」を削ぎ落とし、相場の原理原則である「ダウ理論」と「水平線」のみにフォーカスするスタイル。意思決定のプロセスを簡略化し、判断のブレを最小限に抑えることこそが、安定して利益を積み上げるための最短ルートとなります。

本記事では、水島氏が動画で公開した「プロの相場観」を紐解き、初心者でも再現可能な環境認識の極意を解説します。

ダウ理論と水平線で描く、迷いのない「目線」

水島氏の戦略の根幹は、チャート上の「高値・安値の切り上げ(上昇)」および「切り下げ(下降)」を確認するダウ理論にあります。ここで重要なのは、複雑なテクニカル指標を排除し、相場の「目線」を固定することです。

  • トレンドの定義: どこが「起点」でどこが「終点」なのかを明確にし、最安値(あるいは最高値)を作った起点となるレートを基準にトレンドの継続・転換を判断します。
  • レジサポ転換(ロールリバーサル): 過去に意識された抵抗帯が、一度突破されると次は支持帯として機能する現象を水平線で捉えます。

水島氏は自身のスタイルをこう表現しています。

「水平線とダウ理論での目線だけを使った、まあシンプルなトレードスタイルでやってます」

このシンプルさこそが、1日1万円という目標を達成するために必要な「一貫性」を生むのです。

独自ツール「Catch the Wave」:視覚情報の言語化と裁量の融合

動画内で活用されているオリジナルインジケーター「Catch the Wave」は、プロの視覚情報をプログラムに落とし込んだ強力な補助ツールです。

  • トレンドの可視化: 上昇(上目線)を赤、下降(下目線)を青で色分けし、瞬時に相場の方向性を把握できます。
  • 自動描画の活用: 起点・終点・転換地点に自動で水平線が引かれ、意識されるべき「壁」が明確になります。

ただし、水島氏はツールを盲信するわけではありません。プログラムと自身の感覚には時に「乖離(かいり)」が生じることを認めた上で、**手動での微調整(マニュアル調整)**の重要性を強調しています。 ツールはあくまで、人間の判断をサポートする「ブリッジ」であり、最終的な決定は自らの裁量で行う。この誠実な姿勢こそが、勝ち続けるトレーダーの条件です。

フラクタル構造を捉えるマルチタイムフレーム分析の階層

「1日1万円」をコンスタントに稼ぐには、単一の時間足だけを見るのではなく、上位足から下位足へと流れる「マルチタイムフレーム(MTF)分析」による環境認識が不可欠です。

水島氏が実践する分析フローは、以下の通り極めて論理的です。

  1. 週足(Big Walls): 相場全体の大きな流れと、強力な抵抗帯(壁)を確認。
  2. 日足・4時間足(Direction): 中期的な方向性とレジサポ転換の有無を把握。
  3. 1時間足(Base Trend): トレンド追随の基準となる「基準足」として活用。
  4. 5分足(Execution): 最終的なエントリータイミングを精査。

ここで水島氏は、時間足の関係性を「週足1本の中に日足が7本含まれるイメージ」と表現しています。これは実営業日(5日間)のカウントではなく、上位足の中に下位足が入れ子状に存在する**「フラクタル構造」**を視覚的に理解するための概念的な教えです。大きな波の中に小さな波があることを理解して初めて、優位性の高いエントリーが可能になります。

「今は触るべきではない」——ボラティリティの収束を見極める規律

動画のハイライトは、水島氏が「今はトレードをしない」と判断を下した場面にあります。具体的には、152円付近の強力なレジスタンス、そして価格が短期的に「落ち切っちゃっている(下落しきっている)」状態、さらにはボラティリティが収束(スクイーズ)し、方向感を失ったレンジ相場です。

プロは、勝てない局面で無駄なポジションを持ちません。

「今この瞬間でポジションを持つっていうトレードではないかなと思います。……今無駄にポジション持ったところでギャンブルトレードみたいになっちゃうんで」

この言葉には、投資をギャンブルにしないための厳格なプロ意識が宿っています。「待つのも仕事」という規律を守ることこそが、初心者が陥りがちな「ポジポジ病」を克服し、資金を守り抜く唯一の方法です。

おわりに:本質の「血肉化」へ

水島翔氏の手法が教えてくれるのは、単なるテクニックではなく、相場と誠実に向き合うための「思考プロセス」そのものです。ダウ理論と水平線という王道の武器を使いこなし、マルチタイムフレーム分析で環境を捉える。この一見地味なプロセスの反復が、結果として「1日1万円」という果実をもたらします。

この学びを本当の意味で「血肉化」するためには、動画を繰り返し視聴し、さらに水島氏の著書(特に実践的な「ドリル形式」の書籍など)を通じてアウトプットを重ねることが最短の道となるでしょう。

相場の本質はシンプルです。しかし、そのシンプルさを極めるには訓練が必要です。ぜひフル動画を視聴し、あなた自身のトレードを「プロの視点」へとアップデートさせてください。