はじめに
先週、英ポンドがわずか数日で500pipsもの衝撃的な急落を記録しました。市場に激震が走る中、多くのトレーダーが「この下落はどこまで続くのか」「他の通貨はどうなるのか」と固唾をのんで見守っています。
この記事では、相場のプロによる動画解説を元に、この複雑な状況を分かりやすく整理。ポンド急落の背景と、それが示唆する今後の展開、そしてプロが実践する具体的なトレード戦略までを凝縮してお伝えします。嵐の予感が漂う次週の相場を乗り切るための、必須ガイドとなるでしょう。
主役はポンド、500pipsの急落が意味するもの
今週の市場で最も大きな動きを見せたのは、間違いなくポンドでした。ポンドドル、ポンド円の両通貨ペアで500pipsという大規模な下落が発生。この引き金となったのは、EU離脱(Brexit)を巡る懸念の再燃です。動画の分析では、ポンド円はポンドドルの値動きに追随する形で動いていると指摘されており、両ペアを監視することが重要です。
動画の分析によれば、これは一時的な調整ではありません。むしろ、明確な「下降トレンド」に入ったシグナルだと解釈されています。今後、ポンドは上値が重い展開が続くと予測されており、次週の基本戦略は**「戻り売り」を狙う売り目線**が中心となります。
今週500pipsといった大きな下落を見せてくる1週間となっています。 … ほぼですね、下降トレンドに入ったとみていい動きかと思います。
静観する他の通貨ペアたち
ポンドが荒れ模様となる一方、他の主要通貨ペアは比較的静かな値動きに終始しました。動画解説によると、ドル円やユーロ関連の通貨ペアは、現在明確な方向感なく、一定の値幅内で横ばいに推移する「ボックス相場」の真っ只中にあります。
こうした通貨ペアに対して推奨される戦略は「待つ」こと。ボックスの上限や下限に価格が近づくのを待ち、そこからの反発を狙うか、あるいは明確にラインを突き抜ける「ブレイク」を待ってから仕掛けるのが得策です。市場全体を俯瞰し、通貨ペアごとに最適な戦略を使い分ける冷静な視点が求められます。
プロの戦略「水平線ブレイク」を盗む
この動画の価値は、相場分析だけにとどまりません。プロが実際に使う、実践的なトレード手法を具体例と共に学ぶことができます。特に強調されているのが**「水平線」**を使ったトレードです。
動画内で紹介されたトレード事例は以下の通りです。
- 対象通貨: ポンド円(5分足)
- エントリーの根拠: 東京時間中に形成されたボックス相場(レンジ)を、節目となるラウンドナンバー(キリ番)と共に下方向へブレイクした瞬間
- タイミング: 値動きが活発化しやすいロンドン市場のオープン直後
このトレードがなぜ高確率なセットアップと言えるのか。それは、比較的ボラティリティの低い東京時間で形成されたレンジがエネルギーを溜め込んだ状態にあり、世界最大の取引量を誇るロンドン市場が開くタイミングでそのレンジをブレイクすることで、溜まっていたエネルギーが一気に放出され、強いトレンドが発生しやすくなるからです。
この「水平線ブレイク」は、日足のような長期足だけでなく、5分足や1時間足といった短期足にも応用できる非常に強力なスキルです。動画では、この普遍的なテクニックをどのように実際のトレードに活かすかが具体的に示されています。
日足の分析の中では、日足の水平線ブレイクをしっかりと狙いましょうと、といったことを話していますが、その形をそのまま、今回の様に5分足のブレイクに活かしたりですとか、1時間足ブレイクに使っていくことは非常に簡単になりますので、非常に重要なスキルであるというところですね。
嵐の前の静けさ?来週の重要イベント
来週は、相場を大きく動かす可能性のある重要な経済指標やイベントが目白押しです。備えなくして市場に臨むのは賢明ではありません。
- 水曜日: 米国小売売上高
- 木曜日: 米国FOMC(連邦公開市場委員会)、英国BOE(イングランド銀行)政策金利発表
アナリストは、これらのイベントが大きなボラティリティ(価格変動)を生むと予想しており、リスクとチャンスが混在する一週間になると指摘しています。こうした重要イベントを前に、しっかりとした戦略を立てておくことが極めて重要です。
おわりに
EU離脱問題に揺れるポンドを主役に、市場は重要な局面を迎えています。来週は重要イベントも控えており、ボラティリティの高い展開が予想されます。
今回の動画解説は、この不透明な相場を航海するための明確な羅針盤を示してくれます。「ポンドのショートを基本戦略とし、他の通貨ペアは好機が訪れるまで静観する」という、シンプルかつ強力な戦略を軸に、冷静に次週のトレードに備えましょう。
より詳細なチャート分析や具体的なエントリーポイントについては、ぜひ動画本編でご確認ください。

